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すべてのチェーンソーマンに届けたい言葉! 「小田桐師範が語る チェーンソー伐木の極意」

「林業現場人 道具と技」にも度々登場していただいています、小田桐久一郎さんの本が、まもなく完成します。

林材業安全技能師範(林業・木材製造業労働災害防止協会認定)として、これまで1万人以上を指導し、プロを育ててきた小田桐師範に、チェーンソー伐木の極意を語っていただきました。安全に、正確に、安定して仕事を継続するための技術、考え方、姿勢など、極意を杉山要さん(育林・素材生産業)がインタビューした本です。

長年の指導のエッセンス、チェーンソー上達のコツ、安全で効率的な伐木造材チェーンソーワークの技、伐木造材の技術の磨き方、実践的な安全対策、安全作業への思いなど、著者の伐木技術への熱い思いを伝えています。

また、人材教育、経営者教育を通じて強く結びついた教え子たちとの技術交流(グリーンマイスター協議会)、世界伐木チャンピオンシップへの出場など、現場で働くチェーンソーマンへの著者の熱い思いを伝えています。

これからチェーンソー作業を始めようとする皆さんの技術上達にはもちろんのこと、現場作業の指導的な立場にいらっしゃる方や、長く業界に関わっている皆さんにも、きっと著者の言葉が響いてくるはずです。

12月14日の発行です。どうぞご期待下さい。(白石)

小田桐師範が語る チェーンソー伐木の極意
Odagiri shihan

馬搬に注目―生産性一辺倒より仕事を持続させる技術

読者のみなさん、こんにちは。

話題提供です。
馬と現場人が一体になって材(間伐材など)を搬出する技術―馬搬をご存じでしょうか。

岩手県には馬搬技術に従事する方がおられ、山主さんの山や遠野市(市有林)の搬出作業などに従事されています。
遠野では、馬搬の普及などの取り組む団体が組織されています。
岩手県遠野馬搬振興会 

遠野の馬搬現場人である、岩間 敬さん(34)が、今年開催された、馬搬の欧州選手権に出場され、シングル部門で見事7位に入賞されたとのこと。
(上記サイトに新聞記事がリンクされていますので、ご一読を)

まず、ちょっとした驚きが、チャンピオンシップの開催です。
ちょっと気になって調べてみました。馬搬の欧州チャンピオンシップが開催されるなど、欧州(また北米でも)は相当盛んなようです。

馬搬というと伝統的なスタイルが何となく思い浮かびますが、ここにも驚きが。
器具類も開発が盛で、馬搬用フォワーダ(グラップル付き)の開発も急ピッチのようです。
「馬で丸太を引く」という素朴なイメージを描いてましたが、どうやらモダン馬搬は、もっと先へ進んでいるようです。
(写真は、英国馬搬協会)
horse logging


イギリスは、英国馬搬協会があり、馬搬の普及活動に取り組んでおり、馬搬競技会も開催され、馬搬に関する情報がニュースレーターで紹介されています。

実は、2011年、岩間さんは英国馬搬協会に招待され、こちらの競技会に出場し、シングル部門でなんと優勝を遂げられています。(そのため、2012年欧州選手権に招待されたとのこと)。(写真は、英国馬搬協会ニュースレーターより)
Iwama Takashi san


馬搬は、林地を荒らさず、急傾斜地、土壌保全上機械などが使えない場所でもOKという特長があります。
英国では、自伐林家の技術として推奨され、普及が進められています。

(英国馬搬協会ニュースレーの記事では、馬は人と同じように登場人物のように描かれています。写真でも、デビッドとブルーノ(馬)、ダグとエラ(馬)といったように紹介されています。
馬への愛情がにじみ出ている感じです。)


かつて、馬搬が注目されたこんな場面がありました。
90年代のカナダBC州。
林業会社による高性能林業機械によるあまりに生産性の高い伐出のため、各地の山村地域で伐り尽くし状態になり、地域雇用の伐出従事者が解雇される、という現象がバンクーバー島などを中心に広がったのです。
機械化、高い生産性の行き過ぎは、失業と伐採し尽くされた林地という結果を残したのです。

その反省から、馬搬を見直し、馬搬を広める技術普及がささやかながらはじまったのです。
従事者、地域の視点からすれば、高い生産性より、(切り尽くしなどの心配がなく)仕事が持続する馬搬だったのです。

馬搬については、今後も注目していきたいと思います。(白石)

9月19日発行です。「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達 伐木造材術」

読者のみなさん、こんにちは。

先日、本欄でご報告しました、ジェフ・ジェプソンさんの翻訳書の件です。
ジェフさんから最終OKをいただきました。さっそく印刷をすでに始めております。
発行は、9月19日になります。
大変お待たせいたしまして、申し訳ございません。


「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達 伐木造材術」
A5判 232頁 定価2,310円(本体2,200円)
(発売前でもお申し込み頂ければ、ご予約として、発行後直ちに発送させていただきます)


この本は、伐倒・造材の技術について、読者みなさんが日頃抱いている「なぜ」にズバリ答えています。
なぜ、そのやり方なのか、なぜその角度に伐るのか、納得のいく説明があってこそ、「よし、分かった」と現場人のやる気、安全への理解を高めるものだと確信します。

オリンピックメダリストを何人も育成した名コーチが話しています。
「ただ、「こうやれ」、「ああやれ」とだけ命令しても選手はやる気になるものではありません。
なぜ、そのやり方がいいのか、なぜその苦しい練習をしなければならないのか、についての(科学的)納得のいく説明を聞き、理解して、初めて選手は本気になってくれるものです」と。

伐倒・造材の安全技術習得も、同様ではないかと思います。

この本は、自ら現場人でもあるジェフさんが、現場人が本当に知りたいことを伝え、それが理解され、読者の「なぜ」に答えてこそ、安全技術が達成される、との信念で書き下ろした本です。

ぜひ、お読みいただければと思います。(白石)
Jeff Jepson

WLC世界伐木チャンピオンシップ2012 代表チームを事務所へお迎えしました

世界の伐木従事者のトップ技術競技会である、WLC世界伐木チャンピオンシップ2012が今月(8月)下旬、ベラルーシで開催されます。
わが日本からも選手が出場します!
日本代表チームが、出発前のお忙しい中、わが社を訪ねて下さいました。

今回WLCへ出場するのは、青森県の現場人3名とチームリーダー1名のチームです。出場選手は、青森県森林組合連合会所属の秋田貢氏、(有)前田林業所属の前田智広氏、(有)白川林産所属の白川弘樹氏です。
チームリーダーはハスクバーナの東口さん、そしてみなさんももご存じのアントンセンさんが現地で日本リームのテクニカルリーダーとして合流されるとのことです。

3選手全員、2010年クロアチア大会に出場経験(このときが日本から初出場です)があります。
(2010年クロアチア大会はわが社も現地取材し、活躍の模様は、「林業現場人 道具と技」Vol.4で紹介しております)

密かに?(着々と)、ベラルーシ大会に向けてこれまで多くの訓練を積み重ねてこられました。そうした自信のいったんや、多くの林業関係者の思いを胸に、30カ国以上が出場する世界トップレベルの伐木競技へと旅たたれました。

競技レベルの高さもさることながら、WLCは安全基準の厳しさでも際だっています。
安全を確保する装備・服装が確認されなければ、選手は競技会場へ入場することすら出来ません。競技でも、チェーンソー伐倒、枝払いなどそれぞれの動作に厳しい安全ルールが設けられており、それに反する動作は厳しい減点対象となります。

「WLC出場を通じ、世界の安全確保の実状や競技会の高い技術レベルに関する話題が広がり、林業が素晴らしい仕事であることを全国のみなさんに知っていただける機会となれば」と選手団最年少の白川弘樹さんが語ってくれました。

ご健闘をお祈りします。(白石)

代表チームのみなさん(左からチームリーダーの東口さん、前田さん、秋田さん、白川さん)
代表チームのみなさん(左からチームリーダーの東口さん、前田さん、秋田さん、白川さん)

わが社女性スタッフによるアーチでお見送り
わが社女性スタッフによるアーチでお見送り

「究極の仕事現場を生きた頃―達人が語る昔と今」

読者のみなさん、こんにちは。
暑い毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

「林業現場人 道具と技Vol.7 ズバリ架線が分かる 現場技術大図解」という正式タイトルで、現在校正作業中です。9月27日発刊予定で作業を進めております。

その中で、架線の達人の回顧録を紹介させていただいております。


「究極の仕事現場を生きた頃―達人が語る昔と今」というタイトルで、徳島県の高岡幸夫さんに、かつての伐出現場の様子ありのままを、飾らない、率直な言葉で語っていただいています。

高岡さんは、全国の山仕事の現場で搬出作業に従事し、親方として40人の職人を束ね現場を仕切る。その後、外材への移行とともに搬出が縮小したため独立。現在は、林業機械店「高岡索道工機」を経営し、索道機械の販売と架設を行う傍ら、徳島県森林技術研究所で架線技術等の講師を務めている方です。

本文は次のような場面から始まりますす。

「………
人間
 搬出は四国の人やけど、伐採は秋田の人やで、一緒に飲んでても言葉わからんかった。山の飯場には若い者もおったけど、祖父や父親の年齢の人がたくさんおって、よう可愛がってもろた。
 シベリア抑留帰りの人や、ヤクザや、警察に追われたような人もおったで、たまに帰省したとき同級生が幼稚に感じよったわ。同級生からも「オッサンみたいじゃ」言われよったけんね。19歳頃から親方として人を束ねるようになって、山を見るのも大事やし、人を見るんも大事やった。


 毎晩の酒盛りにつきあってたら体もたんけん、頭からふとんかぶって寝た。頭からかぶらんと、酒瓶やビール瓶飛んできて危ないんじゃ。傷害事件なんかしょっちゅうで、一升瓶で頭たたかれて、血、流してる人もおったなあ。
 ほんでも材木扱ったら我々はプロやけん、ヤクザも絡まんかったわ。酒飲めん人はほとんどおらんなあ。一番強かったのはヒサ兄や。ひと月に、35度の焼酎40本飲んどったわ。山に搬器で酒が上がってきたら「ヒサ兄、油きたでー」言いよったわ。
…………………………………………」

昔のスゴイ現場の様子が、伺えます。
高岡さんはそうした経験から、山仕事の教え、安全確保の大事さを読者に伝えてくださっています。
ご期待下さい。(白石)

プロフィール

道具と技・編集部

Author:道具と技・編集部
林業に関わる皆さん!
そして道具好きな皆さん!
ここに集まって、自分の相棒となる粋な道具を
アツく語っちゃってください!
もちろん、『道具と技』の感想も大歓迎です(^^

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