「究極の仕事現場を生きた頃―達人が語る昔と今」

読者のみなさん、こんにちは。
暑い毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

「林業現場人 道具と技Vol.7 ズバリ架線が分かる 現場技術大図解」という正式タイトルで、現在校正作業中です。9月27日発刊予定で作業を進めております。

その中で、架線の達人の回顧録を紹介させていただいております。


「究極の仕事現場を生きた頃―達人が語る昔と今」というタイトルで、徳島県の高岡幸夫さんに、かつての伐出現場の様子ありのままを、飾らない、率直な言葉で語っていただいています。

高岡さんは、全国の山仕事の現場で搬出作業に従事し、親方として40人の職人を束ね現場を仕切る。その後、外材への移行とともに搬出が縮小したため独立。現在は、林業機械店「高岡索道工機」を経営し、索道機械の販売と架設を行う傍ら、徳島県森林技術研究所で架線技術等の講師を務めている方です。

本文は次のような場面から始まりますす。

「………
人間
 搬出は四国の人やけど、伐採は秋田の人やで、一緒に飲んでても言葉わからんかった。山の飯場には若い者もおったけど、祖父や父親の年齢の人がたくさんおって、よう可愛がってもろた。
 シベリア抑留帰りの人や、ヤクザや、警察に追われたような人もおったで、たまに帰省したとき同級生が幼稚に感じよったわ。同級生からも「オッサンみたいじゃ」言われよったけんね。19歳頃から親方として人を束ねるようになって、山を見るのも大事やし、人を見るんも大事やった。


 毎晩の酒盛りにつきあってたら体もたんけん、頭からふとんかぶって寝た。頭からかぶらんと、酒瓶やビール瓶飛んできて危ないんじゃ。傷害事件なんかしょっちゅうで、一升瓶で頭たたかれて、血、流してる人もおったなあ。
 ほんでも材木扱ったら我々はプロやけん、ヤクザも絡まんかったわ。酒飲めん人はほとんどおらんなあ。一番強かったのはヒサ兄や。ひと月に、35度の焼酎40本飲んどったわ。山に搬器で酒が上がってきたら「ヒサ兄、油きたでー」言いよったわ。
…………………………………………」

昔のスゴイ現場の様子が、伺えます。
高岡さんはそうした経験から、山仕事の教え、安全確保の大事さを読者に伝えてくださっています。
ご期待下さい。(白石)

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