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マネジメント・営業能力を備えた職人の道を目指すには―職人のための法人いろいろ

読者のみなさん、こんにちは。
秋まっただ中、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。


ところで、最近思うのは、就職観というか職業観というのか、みんなの見方、考え方が変わってきているように思います。
すなわち、学校を出て「組織に就職する」という就職のあり方がずうっと日本の基本にあったように思いますが、それがどうも変わっているように感じるのです。

会社、役所など組織に就職し、サラリーマンになって、いいことあるんだろうか。
むしろ手に職を付け、職人として仕事に打ち込み、独立して生きていく道ってどうなんだろうと。もの作り職人、技術職員、ネット関係デザイナーなど、いろいろな業種もあることだし。
あるいは、自然の中で働く農林水産の仕事で、地域に腰を落ち着けて生きていくっていう人生のほうが自分にあっているんじゃないかなと。

もはやサラリーマンの世界では、終身雇用も怪しいですし、第一イヤな上司、リストラとか、不愉快な目にいっぱい遭うだろうな。

金にとらわれると、とかく物事の判断を誤ります。

収入は大事だけれど、家族と過ごす暮らし、自分を失わずにすむ暮らし、人間関係につぶされず、仕事に打ち込める暮らし方、定年もなくずうっと地域で元気に働き続けられる仕事こそ、もっと大事じゃなのかな。
そんな思いが広まっているのでは。

ぼく自身がそうですし、娘が仕事を選ぶなら、サラリーマンの世界じゃなく、職人の途を選んでほしいな。

ただし、ぼくはこう思っています。
職人、農林業自営で生きていく場合、かつてとは違い、職人技だけでは厳しいだろうと。
技に加え、マネジメント能力、マネー管理能力、経営・営業力を兼ね備えた職人でいく必要があるように思います。

とはいえ、技を持つ職人的能力とマネジメント・営業能力を一人で併せ持つ(兼任する)ことは、正直なかなか難しいでしょう。
だから、奥さんにマネージャー、営業部長役をお願いするなど、家族経営でこなすやり方が昔からあります。

道具と技Vol.5に、企業組合で特殊伐採士として活躍する石崎さんが紹介されています。
この「企業組合」とは、現場人で組織する法人で、一人ひとりが独立した親方的職人であり、かつ経営も担うという、職人+経営者が一体となった組織なのです。

企業組合では、経営者的に優れたメンバー方が経営面をリードし、営業力が持ち味のメンバーが営業を引っ張り、ほかのメンバーは技術を磨き、全体でいい仕事をする。
それが可能な形態のように感じます。いわば、親方職人に向いた組織です。
法人格がありますから、入札や融資などで、自営業のような不利を被ることがありません。

また、こんな組織形態もあります。漁師さんが集まって作った会社で、合同会社という形態です(2006年の会社法で新設)。
こじんまりした会社というと、旧制度での有限会社がありますが、新制度でもうけられた合同会社という組織は、メンバーは有限責任の範囲で会社に縛られるだけで、メンバー一人ひとりの自由度が高いのです(だから親方漁師として仕事が出来ます)。

事例として、合同会社オーガッツを紹介します。震災後の復活に立ち上がる三陸・雄勝町で、漁師さんが作った会社です。

職人、農林業自営業者にも、経営、営業力を高め、安定して仕事を続けられるしくみが整備され、実現されてきているように感じます。(白石)

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