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わが社の編集方針。ある女性から言われた、ガツンの一言。

読者のみなさん、こんにちは。
寒さ厳しい中ですが、お変わりございませんか。

少々つぶやき的な書き込みをさせていただきます。

昨年末から今月にかけ、月3冊ペースで書籍を発刊する作業を継続しています。少々目が回るような思いはありますが、スタッフ一同、張り切って仕事をしております。


ところで、だいぶ以前のことです。
わが社の本を見せて欲しいと、ある女性(大学関係の方です)が訪ねてこられました。
ひとしきり、わが社の本を見ていただいたとき。
「なぜ、こんなに林業の本がいっぱいあるのに、現実の林業がうまくいっていないんですか? この本、本当に役に立つんですか? ………」

小生は、彼女の話をひたすら黙って聞くだけでした。
(小生、無口で口下手ですが、人の話を聞くことは得意です)

「どんな編集方針で本を作っているんですか」、とも聞かれました。

本も月刊誌も、テーマはそれぞれですが、ひとつ共通する編集方針(というか、心がけていること)があります。
これはいまも同じです。
つまり、「現場主義を貫く」であり、さらには「批判本」はつくらない、です。

「批判本」というのは、林業(政策、経営、技術など)のさまざまなところをとりあげ、「ここがダメだ」「そこがおかしい」「なっていない」といった論調を披露する、といったものです。

どのようなメディアにも限界があり、だから批判(例えば役所の批判)ができない、ということももちろんありますが、本当の理由は別にあります。

「何かをとりあげて批判する」は、いってみれば誰でも出来、オリジナリティがないことがほとんどです。
だから、苦労して汗を流している人を、苦労することなく(評論家的に)批判する、ことに、小生自身、編集責任者として編集上の価値を感じていないからです。
これは、書籍も月刊誌(「現代林業」「林業新知識」も同様です)

(本当に苦労している人が、後に続く人たちへ諭しの言葉を2,3言うようなものなら、ある程度価値はあるかもしれません)


「批判を載せない」もう一つの理由は、「批判論」は圧倒的に読後感が悪い、からです。

批判論は、飲み屋の説教オヤジに似ていて、言っている当人は気持ちいいのでしょうが、聞く周りとしてはどうでしょう。

読み終わって読者に満足感を味わっていただける商品を心がけている立場からしますと、読後感、後味の悪さが充満するものは、つくりたくないのです。


俗論に「努力する人は2割、あとの8割は努力する人を批判し、足を引っ張る人」というものがあります。
これは、意外に真理を突いているように感じます。

そうであるなら、8割の(批判し、足を引っ張る)人を応援するのではなく、2割の努力し、道を切り開く人を応援する本(役立つ本)や雑誌をつくっていきたいな。

そのように考えています。(白石)

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