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現場の実態、声を伝えること。働きやすいルールとは。

読者のみなさん、こんにちは。

林業現場人 道具と技Vol.3では、刈払機の徹底活用術を特集テーマに、いま取材、原稿作成を進めています。
どうぞご期待下さい。
また、それならば、こんなことをのせてほしい、こんな情報がほしい、など、ご要望がございましたら、どうぞお寄せ下さい。


ところで、最近こんなことを考えています。
現場人が働きやすい安全ルールとは、なんだろうと。

刈払機の安全確保のため、飛散防止カバーが装備されています。
これを付けて作業することがルールとなっています。

ところが、長年各地を歩いているわが社の取材スタッフ、各地で取材にご協力頂いています方々から、カバーを付けて作業をする人をあまり見かけない、との話を聞きます。
もちろんルールどおりのカバーを付けている方もおられるのでしょうが。

なぜ、カバーをつけないのか。つけると、仕事にならないからでしょう。

ここからが、本題なのですが、カバーを付けずに作業をしている実態は、表の数字には決してでないでしょう。
だから、“正式”には、刈払機はカバーをきちんと付けて作業している、ことになっているのでしょう。
(だから、カバー無しで作業する写真は、どのような印刷物にも登場してきません)

安全はどうでもいい、能率良く作業できればいい、などと思っている人は誰もいません。第一ケガすれば、本人はもちろん、家族が悲しみます。

だからこそ、十分仕事になり、かつ安全が確保できる。
そのやり方が、ぼくならほしいし、それを求めます。

そのためには、実態(例えば、刈払機で言えば、カバーを付けない例が多いという)が重要な意味をもっているように思います。
実態をよく知り、なぜそうなのかに思いめぐらせること。

実態にあった、現場人が満足でき、仕事の士気がますます高まるような方向への技術改良、機械・道具の改良があるとすれば。

現場の実態こそが出発点ではないか。そんなふうに考えています。(白石)



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