道具と技16 3月21日(火)発刊です

ご連絡が遅くなりましたが、「道具と技」の最新号Vol.16の発刊日をお知らせします。

発刊日は3月21日(火)です!

今号の特集は「安全・正確の追求-欧州型チェーンソーの伐木教育法」です。

伐出現場の労働災害を減らし、作業安全をどう実現するか。
日本よりはるかに低い労働災害発生率を達成した欧州では、技能教育の質的向上を図ってきました。
そこで今回は、欧州型チェーンソー伐木教育法を特集しました。
技能基準、基本動作の反復習得法、指導者の在り方、研修所の環境、
WLC競技会の教育効果などに注目し、安全・正確さを習得する方法を紹介しました。

詳細な目次はこちら→http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_1401.html

ご購入はこちら→http://ringyo.tempo.ne.jp/e_shoppy/www/list.cgi?id=G000100188S00

アマゾンは、https://www.amazon.co.jp/dp/4881383477/ref=pd_sim_14_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=PNQZ6N0HYZ5D5SHRYJNW

どうぞよろしくお願いいたします。(只野)

978-4-88138-347-6

【鹿児島大学発】 「林業生産専門技術者」養成プログラム 受講者募集のお知らせ

鹿児島大学農学部(付属演習林)が、
「林業生産専門技術者」養成プログラムを実施するに当たり
平成29年度の受講生の募集を始めました。

本プログラムでいう「林業生産専門技術者」とは、
素材生産現場におけるコスト管理と生産工程管理ができる技術者のことで、
経営感覚を持ちながら安全と環境に配慮した施業を実施できる現場リーダーを養成します。

受講対象は
・素材生産事業を実施している事業体の生産管理者(班長、監督、現場代理人等)
およびその候補者の方

・素材生産請負作業実施者の中から生産管理者としてステップアップを考えている方

となっています。
キャリアアップを目指したい方は受講を検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、
定員     12名
受講場所  鹿児島大学高隈演習林(垂水市) 宿泊所完備
受講期間  平成29年5月~10月まで 合計120時間 合宿形式
受講料    41,160円(テキスト代など) 
        ただし、宿泊に伴う実費は別途かかります(1泊3食で3,000円程度)

本養成プログラムの詳細は以下でご確認ください。
http://ace1.agri.kagoshima-u.ac.jp/ringyo/

2017tirasi-omote.jpg


(只野)

伐出現場の安全を高める方法―国際比較で分かったこと

読者のみなさん、こんにちは。編集委員の白石です。
いま、編集制作中の道具と技Vol.16では、
「安全・正確の追求―欧州型チェーンソー伐木教育法」を
テーマとしています。

なぜ欧州型なのか。
理由は、伐出現場の安全確保の考え方、手法です。

まず、調べてみて分かったことは、労働災害(死亡災害)発生率の国際比較です。
日本は突出して発生率が高いことが分かりました。下図グラフ参照。

チェーンソー伐倒中心、急傾斜地、素材生産量が日本と同じ程度の
オーストリアと比較しても、日本は6倍近い数字です(過去5年間平均)。

kokusai hikaku 400

(数値は、雇用者対象で、農林業者の自伐等は省く)

日本が突出して死亡災害発生率が高い理由は何か、ということです。
その理由を考えながら、なぜオーストリアの死亡災害率が低いのか、そこに参考にすべき情報があるのでは、という考えで、特集取材を進めました。

(この内容は、弊会発行月刊「現代林業」にも書きましたので、興味ある方は、
そちらも読んでいただけたらと思います。
特集 安全教育プログラムとして注目されるWLC型伐木競技会

なぜオーストリアの死亡災害が低いか、分かってきたことは、次の点です。

①オーストリア政府の安全対策―チェーンソー教育の質の向上
(伐出ルールの厳格化ではない点に注目)

・就業前の教育制度の充実 「森林専門作業員資格」
・就業後の教育 「森林マイスター資格」

教育の特色は、チェーンソー技能の基本動作の徹底訓練です。
伐倒、玉切り、枝払いの訓練機を使い、正確に同じ動作ができるまで、続けられます。
チェーンソーの基本動作を正確に行うことができるようになって、はじめて山に入る、というものです。

②チェーンソー技術の国際基準(規程)の整備と普及

EU予算でチェーンソー基準(規程)づくりとチェーンソー技能認証制度を立ち上げています。

チェーンソーの基本技術、それを実行する技能は、普遍的、世界共通なものであり、それを定めて明示し、誰にとっても技能目標がはっきりするというものです。
基礎から最高レベル(風倒木等の伐倒)までの4段階の規程です。

チェーンソー技能規程については、毎年議論、修正されてきており、現場の作業内容に沿ったものとなっています。

③指導者の指導内容が基準以上であることの確認(指導者資格)

「経験者である、先輩である」というだけでは、指導が行えません。
オーストリアでは「森林専門作業員」の上位資格「森林マイスター」資格がないと、
指導を行うことができません。
なぜでしょうか。

例えば、経験者といっても、上記のチェーンソー技術規程から外れたやり方をしている人、間違った伐倒方法でずうっと来た人、偏った技術などで、指導することを避けるため、こうした方針をとっているのです。


以上、かいつまんでご紹介しました。詳細は、
道具と技Vol.16「安全・正確の追求―欧州型チェーンソー伐木教育法」
をご覧いただけたらと思います。(2017年3月21日発行)


この取材を通じて分かったのは、基本技能は世界共通であり、規格(規程)を定め、情報を共有する、という潮流です。

ここで紹介しているチェーンソー伐木技能。
あるいは、特殊伐採のアーボリスト技能。

後者は、世界的組織ISA (International Society of Arboriculture)があり、日本も参加しています(日本アーボリスト協会/JAA=Japan ArboristR Association)。
これにより、国際議論に日本が参加し、樹上伐倒作業の技術や災害情報なども共有しています。

(ただ、チェーンソー伐木に関しては、現状では国際議論に日本が加わったり、国際規程に参加したりする動きは今のところ、ありません。)

安全のためにできることは、まだまだたくさんあるようです。
                              (白石善也)

「山林」バックナンバー、pdfで全公開

みなさんこんにちは。

大日本山林会が発行する会誌『山林』をご存じでしょうか。
創刊は明治15年(1882年)。現在は1591号(2016年12月号)を数える、とても歴史の長い雑誌です。

この雑誌のバックナンバーが公開され、無料で閲覧できるようになりました。
(創刊から直近36カ月分までです)

初期の頃は現在とはだいぶ異なる文体なので解読が難しいですが、
眺めるだけでも面白いので、閲覧してみてはいかがでしょうか。

大日本山林会ウェブサイト
http://www.sanrinkai.or.jp/

バックナンバー検索ページ
http://sanrin.sanrinkai.or.jp/#list_nav

林業新知識と林野庁のフェイスブックアカウントあります

こんにちは
みなさんはフェイスブックをご活用されているでしょうか。

弊会の月刊誌「林業新知識」のフェイスブックのページでは、
雑誌の最新情報や小ネタなどをお届けしていますので、ぜひ「いいね!」を押して、
情報をチェックしてみてください。

https://www.facebook.com/%E6%9C%88%E5%88%8A%E6%9E%97%E6%A5%AD%E6%96%B0%E7%9F%A5%E8%AD%98-969408723116106/

また、林野庁が先日、フェイスブックのアカウントを開設しましたので、
こちらものぞいてみてはいかがでしょうか。

https://www.facebook.com/rinyajapan/
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